キッチンリフォーム後

キッチンリフォーム施工事例|165cm幅の限られた空間を、明るく収納力抜群なキッチンへ

今回のお客様は、現存のキッチンについて、主に次のようなお悩みを抱えていらっしゃいました。

  • キッチン全体が暗く、日中でも照明が必要な状態だった
  • 現在のキッチン幅が165cmと特殊なサイズで、デザイン性の高いコンパクトキッチンが市販されていない
  • 吊り戸棚に食器を収納しており、地震の際に落下して破損する危険性が心配
  • 下部キャビネットに引き出し収納がほとんどなく、収納効率が悪い
  • 限られたスペースの中で、デザイン性と収納力の両立が難しい

 

特に165cmというキッチン幅のデザイン性が高いコンパクトキッチンが見つからず、リフォーム計画の大きな課題となっていました。熱海や伊東、伊豆高原など別荘地の家やリゾートマンションでは定住を前提としたキッチンとは異なり、主に外食して軽く朝食や軽食を作るといったライフスタイルのキッチンという位置付けでコンパクトなキッチンが設置されているケースは多く見受けられます。

キッチンリフォーム前
キッチンリフォーム前
AIで作成したキッチンイメージ
AIで作成したキッチンイメージ

 キッチン選びで直面した課題

まずはコンパクトでデザイン性の高いキッチンを検討するため、ミラタップの「センシー」やToolboxのミニマルキッチンなどの製品を調査しました。しかし、150cm、180cmといった規格サイズは充実しているものの、その中間となる165cm幅の製品は存在せず、幅のカスタマイズもできないことが判明しました。150cmの既製品を165cmのキッチン幅のスペースで使用すると、両脇に無駄なデッドスペースが発生し、キッチン収納のために有効活用できないほか、両脇から物が落ちたりする問題もあります。

そこで採用したのが、様々な引き出しモジュールや天板、シンク、取っ手などを自由に組み合わせて設計できるIKEAのキッチンシステムです。IKEAのキャビネットをベースにすることで、限られた165cm幅に合わせながら収納計画を最適化できました。

また、レンジフードとキッチンパネルについてはミラタップ製品を採用。IKEAの自由度とミラタップのミニマルなデザインを組み合わせることで、機能性とデザイン性を両立したキッチンを実現しました。

キッチンの仕上がりイメージをAIで作成して共有

お客様の希望は以前お住まいだった家でリフォームの際に設置した白のキャビネットに木製の天板のキッチンをミニマルでコンパクトにしたようなデザインでした。そこでお客様がAIを使って現在のキッチンの写真と以前の家のキッチンの写真、IKEAのセルフデザインツールで作成したキャビネットのレイアウトなどを合成して以下のイメージを作ってAtami Next Houseと共有することで、出来上がりのイメージを施行に関わるチームが直感的に理解することができました。リフォームの際にデザインに強いこだわりがある場合にはAIを使って希望を伝えるのも効果的ですね。

キッチンの吊り戸棚をなくし、使いやすいオープン収納へ

従来の吊り戸棚は、収納量は確保できるものの、取り出しにくい、地震時の落下リスクがある、空間を圧迫して暗く感じるといったデメリットがありました。

そこで今回は吊り戸棚を撤去し、代わりに木製のオープンシェルフを設置し、紅茶の箱やストックの紙、布類をバスケットなどに収納することで落ちても壊れたり床などが傷つく心配もなくなりました。

さらに棚下にはLEDスポットライトを組み込み、

  • 手元を明るく照らす
  • インテリアとしても映える
  • 開放感のある空間になる

という効果を実現しました。

木の温かみと光が加わることで、キッチン全体の雰囲気も大きく変わりました。

キッチンの収納力を大幅に改善

収納計画では、従来の開き戸中心のキャビネットから、引き出し収納を積極的に採用しました。

引き出し収納にすることで、

  • 奥の物まで見渡せる
  • 出し入れしやすい
  • 収納量が増える
  • 調理器具や食器を整理しやすい

 

といったメリットがあります。限られたスペースの中でも、以前より効率的な収納を実現することができました。

カウンターを開口部まで延長して作業スペースを最大化

今回のリフォームでは、開口部の設計を工夫することで、キッチンカウンターを壁の内側まで通しています。

これにより、壁の厚さ約15cm及び隣接するベンチ横のスペースも作業スペースとして活用できるようになりました。

その結果、本来であれば165㎝に切る必要があった幅186cmのキッチン天板を、カットすることなくそのままの幅を使用することが可能になりました。

既製サイズの天板を活かすことで、コストを抑えながら広い作業スペースを確保しています。

暗いキッチンを自然光で明るく

お客様が特に気にされていたのが、キッチンの暗さでした。

そこで、海に面した外壁側に新たな開口部を設け、自然光を取り込むことにしました。

開口部を設けることで、

  • 日中の明るさが大幅に向上
  • 海側の景色を感じられる
  • 空間に開放感が生まれる

 

といった効果が得られました。

施工にあたっては、建物の構造に影響を与えないよう、筋交いの位置や撤去できない柱の有無を事前に十分確認し、安全性を確保したうえで開口部を新設しています。

電気設備も将来を見据えて計画

キッチンリフォームでは見落とされがちですが、コンセントの位置や高さも重要なポイントです。

今回の工事では、調理家電の使用位置や将来的な家電の増設、作業動線などを考慮しながら、コンセントの配置計画も見直しました。

使いやすさだけでなく、見た目にも配慮した電気計画としています。

リフォーム後の成果

今回のリフォームでは、特殊な165cm幅という制約のある空間の中で、

  • 自然光が入る明るいキッチン
  • 地震時にも安心できる収納計画
  • 引き出し中心の効率的な収納
  • 広い作業スペース
  • 洗練されたデザイン

 

を実現しました。既製品では対応が難しいケースでも、モジュールを組み合わせる発想や空間の使い方を工夫することで、暮らしに合わせたキッチンづくりが可能です。お客様からも、「以前とは別の部屋のように明るくなり、収納も使いやすくなった」と大変喜んでいただきました。

同様なリフォームをご希望の場合にはAtami Next Houseまで是非お気軽にご相談ください。

キッチン開口部
キッチン開口部